TARON－太論　第1号　宇宙空間における戦略的競争

内容

TARON－太論　第1号　宇宙空間における戦略的競争

　軍事に関連する安全保障領域の研究や現状を、分かりやすく編纂し、広めることで、国民的な安保議論を醸成し健全な民主主義の発展に寄与することを目指し、創刊しました。創刊号では米中間の戦略的競争シリーズとして、近年、急速にその競争が加速している宇宙空間に焦点を当て、特に軍事利用の拡大とその潜在的な意義について論じます。

内容

巻頭言　宇宙開発戦略推進事務局長　河西康之 氏
鼎　談　宇宙を巡る米中の戦略的競争と日本の役割
●片岡晴彦 氏（日本宇宙安全保障研究所副理事長、株式会社IHI顧問、第32代航空幕僚長）
●鈴木一人 教授（東京大学公共政策大学院）
●河西康之 氏（宇宙開発戦略推進事務局長）
論　考
1. 中国の台頭。宇宙強国への歩みを論ず。
八塚正晃 氏（防衛研究所主任研究官）
2. 宇宙大国アメリカの軍事宇宙戦略の歴史と今を論ず。
福島康仁 氏（防衛研究所主任研究官）
3. 先端宇宙技術の実装化のスピードとデータの有効利用の重要性を論ず。
片岡晴彦 氏（日本宇宙安全保障研究所副理事長、株式会社IHI顧問、第32代航空幕僚長）
4. 広がり加速する宇宙空間軍事利用を論ず。
鈴木一人 教授（東京大学公共政策大学院）